音楽の楽しみ方

レコーディングを終えて、僕たちcetowは休憩期間に入っている。

 

今から音源のミックス(最終確認作業みたいなもんかな)をしないといけないんだけど、最低限の確認しかしていない。各曲聴いて、こうしたいとかあらかたそういった要素は抑えてあまり聴かないように自然となっている。

発売と同時に感動を覚えたいというかそんな期待もしていたりするのかな。

 

そんな中で昔聴いていた音楽や久しぶりに新しい音楽でも探すかと色々ユーチューブ漁ってみたり、やっぱり音楽探す作業って楽しいもんでね。

 

あの時あの場所でこれよく聴いてたなあとか情景が蘇ったり、好きな音楽を探せた時は感情が高ぶったり、音楽ってのは何かと紐付けされるんですな。

 

音楽は探究心だと考えている。

例えば自分で探すのはもちろん、この人がオススメしてくれた音楽なら絶対聴くというか人から受ける情報が「探究心」になるってことも誰しもあると思うんですよね。

 

ましてインストなんて全人口のごくわずかみたいな人しか聴かないような音楽にたどり着くってあんま世間一般では考えられないというのかな。

みんな音楽の入口は大抵の人はマニアックではない。人伝てだったり、マイスペースだったり、レンタルCDだったり、ライブだったり色々あると思うけど、そういうツールで音楽を探すのって楽しいよね。

 

僕はこういうインストに興味を持ったのは人からのインスパイアだったりする。高校生の頃に出てたコピーイベントでエモバンドしてた人がいて、この人色々知ってんなーどうやって知るんだろうって知る方法を聞いてみたり、バンドを教えてもらったり、独自でTSUTAYAの視聴器で探したり。

 

知ったバンドには歴史があり、どこかのバンドと線で結ばれてたりそういう発見も面白かったりするんですよね。

 

なんとなしにライブに足を運ぶのもいいけど、勇気を出せない人は人伝てに聞いてみることを推奨したい。

バンドを続ける方法

前回の続編的な。今回はバンドを続ける方法をcetowの例をちらほら紹介しようかと。

 

バンドを続けるということは、簡単なようで極めて難しい。僕の周りのバンドではメンバーチェンジやら解散が相次ぐ。

 

自分のバンドはうまくいってるから大丈夫!その考え方は、極めて危ないと考える。

僕はメンバー間のコミュニケーションは重要だと考え、常に危険予知している。

 

京都のインストバンドとしては、やっぱり解散したくないし、続けて行きたい気持ちがあるから人一倍メンバーのモチベーションを常に気にかけている。

 

うちのバンドの情報を少しでも参考にしていただければ幸いです。

 

①情報共有をすること

 

会社、企業では社長の指示が幹部に行き、営業部隊に行き届くという構図がある。

 

いわゆるトップダウンと言われるものですな。

最近若年層の転職が相次ぐというニュースを見て、「やりがい」を見失ったり、理想とのギャップで乖離が大きいということの裏返しなんじゃないかと考えている。

 

上から指示が出るということは、場合によっては趣旨背景の不理解に繋がる恐れがある。

 

ただしバンドは会社で例えるなら小企業、4人でやってるバンドとしては情報共有をしっかりできるというのが、バンドの強みだと考えている。

 

まずはバンドマスターの方やこういうことをしたいと発信するメンバーがいるならきちんとメンバーに情報共有することが重要。

 

それから共有した内容の進捗状況を伝えることが大事なこと。知らぬ間に完成しました!では意見がワンマンになってしまうので、みんなに情報共有をすることがポイントだと考えています。

 

②夢と目標を分けて考える

 

将来的にこうなりたい「夢」

その為にこれを目指そう「目標」

 

ざっくりとこう考えると気持ちは楽かなと思います。バンドマスターの方は特に。

 

夢を現実に変えるには相当な労力、精神力、モチベーション全てがしんどくメンバーがついてこれない。

 

まずは目標を立てて、現実的に実行できることをやっていく。ここでもメンバー間で共通認識を持つことが重要。

 

スタジオではストイックに曲作り、練習も必要だけど、疲れた時はうちではミーティングという形式で4人でだらだら話し合う時間を作っている。

 

これはスタジオを通して集合できることとクールダウンも兼ねて非常に効率がいい。

バンドに合う合わないはあると思うけど、共通認識はラインだけではなかなか握れないものなんですね。

 

③メンバーのモチベーションをある一定保つ

 

これは重要。例えば音楽を聴けといっても無作為に1人が聴いてもダメ。

メンバー間で音源は共有しあい、このバンドのこういうところ良いというかある程度、価値観の共有は必要になってくるかと考える。

 

そのラインがある水準を越えれば音楽性のちがい云々解消はできるし、作曲者の意図を伝えることも大切だと考える。しかしそれはお客さんに知ってもらうということはまた別問題。

 

最優先はメンバー間で共通認識を持つことが最低限であると考える。

 

④メンバーの意見を尊重する

 

多数決で物事を進めるとモチベーションが下がる、僕が曲作りで工夫してるのはメンバーがこれやだ!と言ったらやらないという選択をとり、もっと良いフレーズを持ってくるように工夫している。

 

バンドは1人ではなくみんなでしているものなので、誰一人納得しなければできないものなのだ。その為、非効率だけど曲作りも自分のフレーズまでしか考えず、各フレーズはメンバー各々に考えてもらっている。

 

逆な立場だと作られたものをコピーする作業は自分ならいやなことが多い。

それぞれ楽しく音楽をやる。これが大事かなと思います。

 

京都を筆頭にバンドが盛り上がると嬉しいですね。

 

音源制作

先日レコーディングの第一段階を終えた。今回はアルバムを作ることを目的に2日間の音録り。製作中の曲に耳を通し、きっとすごい作品ができると確信している。

 

そしてレコーディングを終え、グローリーにてライブ、とても感慨深い日で、インストバンドの衰退や低迷について色々と語り合う時間があり、とても貴重な時間であった。

 

先人となるバンドが作ってくれたものを「守る」と捉えるのか、新たに「作り直す」と捉えるのかで物事の見方は変わる。

 

確かにたくさんいるわけではないんですよねー関西のインストバンドって。

もうインストが風景で一蹴されちゃうんですよね。それは比較対象が少ないからなんでしょう。

 

インストバンドについてどうこうということではない。歌がないから伝わらないとかそういうことでもない。

 

単純に好きなものを伝えていたい。ギターが好きだからやっていきたい。ギターが主役でもいいんじゃないかと思ってやっていきたい。

 

インスパイアは通り越して、自分たちでやっていきたい。

たぶん僕は保守に回るのではなく、知らない人たちに知るきっかけとなる存在でありたいのだなと「作り直す」側にいたいと考える。僕の嫁がそうであったように、インストバンドに出会えて良かったと言ってくれる人がきっといると信じているんですね。

 

アルバムはきっと最高の作品になるだろう。間違いない。楽しみに待っててくださいませ。

バンドを始めたいと思う方へ

僕は京都でcetowというインストバンドでギターを弾いている。京都という土地は10年くらい前はインストやハードコア、エモなどそういったインディー界隈が盛んになっていた地域。

 

全国で色んな地域の特色があるけど、僕個人としては京都は恵まれた地域なのかなと考えている。

 

自身もインストバンドを始める動機になったのは、大学生の時から京都のライブハウスがあったおかげで音楽の幅も広がったし、音楽を知っていく上で、ギターを通した物作りがしたいと考えインストバンドを始めた。

 

ところが最近は「ああ…すごいかっこいいな、このバンド」と思うバンドも解散していくことが多々あったり。

京都で5年バンドを続けていく上で、まだ僕たちは若いインストバンドなのだ。

 

僕がインストバンドを始めた頃は、綴やlop abuse on somebodyなど年代の近いインストバンドがいて、同志として励みになっていた。それでも色んな事情があって解散してしまい、僕たちは未だ一番年下のインストバンド

 

京都は恵まれた地域だけど、実態としてはインストバンド〜エモバンドは少なくなり、数えるほどしかいない。お客さんの興味関心もなかなか向かず、実際東京にライブしに行く方が盛り上がりがすごかったりする。

 

統計取ってるわけではないから、漠然としか物を言えないけど、特に始めてすぐ解散しちゃうバンドは多いように感じる。

 

僕は現在は大阪在住だけど、バンド始動当初2年間名古屋に住み、遠距離バンドをやっていた。それでもバンドが好きで楽しく続けることができている。

 

バンドしたいんだけど、大学卒業したけど続けることが難しいんじゃないかと考えてる方や、始める為の1歩を踏み出す勇気がない方に向けて、一緒にバンド楽しみませんか?そんな思いで、僕の体験記を紹介しようかなと。

 

①目的を明確にすること

バンドを始めるにあたり、メンバー集めからスタートすると思う。売れる為にバンドをするのか、楽しいからバンドをするのか、目的を明確にしてバンドを始めるのが良いと考えている。

 

ちなみにcetowは後者、楽しいからやっている。自分たちの好きなことを発信しようと集まった。そこで評価の為にバンドをしているとメンバー間の歪みが生じてモチベーションが下がったり、解散の原因にもなると考えている。

 

ライフスタイルに合わせてマイペースに音楽をやる。売れる売れないは別にして評価は後からついてくるもの。まずは「続ける為にどうするか」ということをメンバー間で共通認識を持つことが重要だと考えている。

 

②目標を持つこと

バンドは組織なので、どこへ向かえばいいかわからなければ、宙ぶらりんな状態になってしまう。

まずは目標を持つことから始めるのが良いと考えている。

 

目標はなんでも良い。例えば音源を作りたいから曲作りをしようとかなんでも。

目標を持つと同時にあらかた期限をメンバーと共有することが重要。現実的にできるのか、期限を設けて行動すれば、目標が一つ一つ叶う。

 

その積み重ね、達成がバンドのモチベーションに変わっていく。

 

はたまた企画をしてみたいっていう目標も一つ。「こんなバンド誘いたいけど断られるかな…」と思っても勇気を持って誘ってみよう。誘われて嫌な気持ちになるバンドは少ないと考えている。熱意を持って発信する。それだけで百点満点だと思います。

 

③信念を持つこと

これは個人差はあると思うけど、好きな音楽をやって行く上で、自分の音楽に誇りを持つことは大切だと考えている。

 

誰に何言われてもこれがオレたちなんだ!!そのファイトが必要だと思う。バンドのオリジナリティ云々、まずは好きなことやらなくちゃ。そこで迷ってしまうと一生曲なんかできなくなっちゃうからね。

 

実際自分自身も葛藤にかられる日々を経験したことはある。でも始めた頃に考えることではない。バンドの空気感を認識してから考えるのでも遅くはないと思う。

 

色々と書きましたが結論音楽って楽しいです!バンドしたいならまずは近くのライブハウスや好きなバンドに話かけることから始めてみよう!

 

いつかインストバンドが出てきてくれたら僕は嬉しいなと思います。

 

 

near

最近マネーの虎をよく見ている。もう15年くらい前の番組で企業したい依頼主が王手社長(虎)に投資をお願いする番組。

 

経営者相手に仕事してる僕としてはとても面白い。僕は仕事を通して経営がすごく好きになり、マーケットリサーチや人口統計率とか仕事を通り越してそういうことを調べるのが好きになった。

 

自分が携わる流通業以外でも他業種に非常に興味があって、企業欲がすごかった時期もあった。が、ビジネスチャンス皆無と思いやはり現在の会社で休みをとりながらバンドをしたいと思いやめた。そもそも社長は休めないし、音楽やってらんねーだろうなと。

 

番組を通して経営者としてしっかりした計画があっても投資してもらえない志願者もいる。意外なのは人が良くて投資するパターンがある。

人間力」ってのはすごいよね。この人なら信じたいと虎が思うんだから、人生の夢に乗っかてやるってのはイケてますわ。

 

音楽に置き換えて音源からのスタートかライブ(人間力含む)見てからのスタートか、バンドに対する印象ってのはだいぶ変わると考えている。

 

僕は音源から入ってライブを見にいくパターンが多くて、頭の中でこんなライブするんだろうかと考えつつ実際にライブを見に行って見事に裏切ってくれちゃうバンドは本当に好きだ。

 

オーディエンスとしてめちゃくちゃライブ好きでひたすらライブハウスにいるんです!っていう柄ではないので、仕事の都合上、時間も有限で自分のバンドもあるので、興味が湧いたバンドしか見に行けてないけど、音源とライブってのは乖離があるんですね。

 

その乖離が良し悪しあれ、実際に確かめに行く作業は面白いよね。それがハマればもっと好きになるし。

 

みんなどういう経緯で音楽を知って好きになるんでしょうか。そういう心理的な部分はとても気になる。僕は高校生の時はTUTAYA通いまくって視聴機使いまくってたな。あとはマイスペースを漁ったり、今の時代はユーチューブかな。

 

個人的に企業したいって考えてたのはこんなかっこいい音楽もっと知りたい!と大学生の頃思っていて、なかなか知る方法がわからなかったりするんですね。

 

そういうキッカケを発信する企業を作ってみたいと思ったことはあるんだけど、今は自分のバンドで作ればいいやと考えてるところが大きく夢は変わった。

 

好きで崇拝するバンドがいるってのは本当に心豊かになるからね。僕にも原点になってくれたバンドがある。

そういう話誰かしよーよ。

 

続けるということ

バンドをしていく上で、どんなバンドにも信念があると考えている。

 

それは「売れる」というビジネスとして成り立たせる手段が一つある。だが僕が考える「売れる」とビジネスとして「売れる」はちがう。

 

商業的に売れるのであれば、時代に乗った音楽を作りマネージメントを考慮し、運営にあたる。はたまたかつてのジメヘンドリクスのように誰も思いつかなかったような音楽を発信し続ける。

 

僕が考える「売れる」はそこまではいかない。制約なく好きな音楽をやり、それを受け入れてもらうこと。生計はあくまで仕事をして、バンドは好きなこととして継続していくこと。

 

そこの共通認識がバンド内でブレると方向性が変わったり、メンバーのモチベーションがついてこなくなる。

ジミヘンドリクスのような売れ方は本当にかっこいいなと思う。そしていつでも時代を変えていくのは少数派だと考えている。

 

バンドはそれぞれ目指すものがある。それを明確にしなければ音楽に歪みが生じる。

 

どんなバンドもしかり目指すべきもの、着地点に至る課題、それを一生探し続けることがバンドのコミュニケーションなんだろう。

 

僕は作曲者だけど、好き勝手やってるわけではない。メンバーの意向を聞くようにしている。不思議なことに方向が揃えば最高に楽しい曲ができるもんなんだな。

 

僕一人で考えてるわけではなく、cetowの作曲者はバンド全員だと認識している。それぞれのフレーズは自分たち独自で考え、細かいフレーズまで話し合う。はたまたフレーズのこだわりを共有したり、そんな時間は楽しいよね。

 

バンドはいつ化けるかわからない。運もあるだろうし、不明瞭な部分は多い。

しかし大前提として続けていかなければチャンスは掴めない。

 

もし解散の危機が迫ったとして、それでも尚続けていくという強い意志を持って選択したバンドは本物だと思う。

経験や音楽の感性が全てではないと思う。インスパイアやゴール設定だって全部大事なんだよね。

 

もうすぐレコーディングだ4年ぶりくらいか、このレコーディングは僕たちの最高傑作ができることは間違いない。

これからもどんどん前年比を飛躍し僕らは走ることをやめない。

then

今週は1人でいる時間が長く、部屋の掃除や衣替えで服を変えてみたり色々整頓していた。ウォークインにしまってある紺色のマフラーが出てきて、嫁が使っていたマフラー。

 

早くそっちに行きたいと思うこともたくさんあるけど、もうちょっとだけcetowがんばらせてね。

 

cetowが広まれば少しでも嫁の生きた意味が大きくなるような気がして、まだまだそっちには行けなさそう。

もう半年くらいになるのかな、この半年は長く一日も嫁のことを忘れた日はない。孤独で死にそうで寂しく、半年経ってわかったことは僕がほしかったのは「愛情」だということを知る。

 

温かいあの頃、戻ることはできないあの頃、それでも生きる未来、嫁のいない未来。

まだ生きなくてはいけない。誰かがcetowを待っているような気がしてそうでも思わんとやってけないわ。

 

昼間から曲作りを進める。レコーディングで録る曲とは別に新しい曲を。

きっと気に入ってくれるだろうと思う。嫁に聴かせたことのないフレーズだけど、絶対気にいると思う。

 

PV撮影にはこのマフラー使おう。オレのはもうボロいし、大切に使おう。きれいごとだけじゃダメだね。いやーしかし参ったもんだ。でも生きることは少しだけ楽しくなった。ちゃんとケジメはつけないと、だからまだまだやるよ音楽。

 

未来ってのは明るいもんなんかね。人は何に向かって進めばいいのかね。嫁に生きるってどうだった?と1分でいいからしゃべりたい。答えは今はないけど、とりあえずギターを持ってステージに立って、お客さんに訴えるんじゃなくて自分に問うんだ。

 

自分の信念を曲げない。曲作れる人でよかったなあ。気持ちの整理が色々できて、少しずつ進んでいけてる。「愛情」ねえ、またそれを感じれるときはあるのだろうか。わからん、この先も嫁の為に曲を作るのは変わらないんだろう。

 

早くスタジオ入りてえなあ!